小学生のマルセイユルーレット(マルセイユターン)の練習方法 - 陸トトのジュニアサッカートレーニング日記

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パパコーチをやっている人の少年サッカーのサッカートレーニングブログであります。 日々の練習や試合について記載しております。

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2016年10月7日金曜日

小学生のマルセイユルーレット(マルセイユターン)の練習方法

小学生の憧れのドリブルといっても過言ではないサッカーのドリブルの一つである「マルセイユルーレット」別名「マルセイユターン」。

私も小学生の時よく見よう見まねで真似をした記憶があります。

何となく回っている感じがカッコイイ!っていう漠然な理由なのですが(笑)

そんなマルセイユルーレットなのですが、小学生の低学年でも出来るようにさせるべく、練習方法について記載したいと思います。

マルセイユルーレットとは

サッカーフランス代表であったジダン選手が多く使い広まった技で、ボールの上でくるって回っているように見えるのですが、実際は引き技です。

大きく分けると「ボールを引く」「体を回転させる」「ボールを引いた足と逆の足で引く」という3つの動作で実現することが可能です。



では、どういった風に足を動かすかといいますと・・・

  1. ボールを止める
  2. ボールを止めた足で手前に引く
  3. ボールを引きながら90度回転する。回転方向は右足で止めたら反時計回り。左足で止めたら時計回り
  4. ボールが止めたて引いた足の逆足に近づいたらボールを踏み、更に180度そのままの回転方向でターンをする
  5. 最初にボールを止めた足で抜き去る(このあたりは一回ターンをした足で止めた後でドリブルする足を変えてもOK)
このドリブルとしてメリットとしては以下のようなことがあげられます。

  • 相手に背を向けたドリブルなので1対1ならばボールが取られにくい
  • スピードを維持したまま出来るドリブルなので、そのままシュートやパスなどの動作につなげることが可能

試合での使いどころ

試合だと色々な場面で使えるフェイントです。
特にサイドラインから蹴ると見せかけ一気に相手を置き去りにする際に使われる事が多いです。
ゴール前でシュートと見せかけてターンみたいなのもありですし、中盤でもパスと見せかけて~といった具合ですね。
ただ、早い動きの中では体のコントロールが難しいので、比較的に止まった際にやることが多いターンであります。

練習方法

  1. 小学生の低学年だと最初のうちは全くと言っていいほど出来ません。
    なのでまずは回り方を教える必要があります。
  2. 練習場所や人数にもよりますが、いきなりコーンやマーカーを使いこうやるんだよ!って言っても出来ませんし、コーンの前でフリーズしてしまうのが関の山でしょう。そこで、まずは利き足だけのルーレットを覚えさせるため、コーチがお手本を見せます。そして、少し広がって子供たちに考えさせながら行い都度やり方を確認させていきます。
  3. しばらくやって何となく出来るようになってきたらマーカーをジグザグにおいて、マーカーの前にきたらルーレットでターンという練習に切り替えます。
  4. これが出来るようになったらゴール前にコーンを立て、ドリブルしていきマルセイユルーレットをし、シュートといった練習をさせ試合で使えるように練習していきます。

指導ポイント

  1. 低学年は出来る子と出来ない子の差が激しいので、次の段階へ行く際のバランスを考えましょう。基本出来なくても考えてやってみるっていうことが大事です。
  2. 最初は歩くくらいのスピードで動きを覚えさせる
  3. 相手との間合いとタイミングが大事なのでそこを意識させる

まとめ

このターンは出来るとかっこいいのと、ちょっと難しいということで出来ると達成感が得られモチベーションがアップします。低学年は転ぶ可能性もあるので練習は十分に注意してください!
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