クローズドトレーニングで言えばコーンドリブルがその代表格で、サーキットトレーニングやフリードリブルもその部類となります。
オープントレーニングで言えば、1対1などの対人トレーニングが代表格と言えるでしょう。
上記のトレーニングは、どのトレーニングも工夫次第ではドリブルだけに特化した内容だけでなく、アジリティや顔を上げて視野を広げ判断力の向上になるような効果を得られます。
しかし、これらの練習は何を意識するかとか、コーチの声掛けによって成果は大きく変わって来てしまいます。(YouTubeの練習メニューをそのままやってもポイントがずれてしまいます)
そこでオススメなのが障害物鬼ごっこです。
学校の校庭で鬼ごっこを行う時に、よく鉄棒や滑り台などの障害物を利用して駆け引きをしますよね。
イメージとしてはこれに近い形で行うのですが、障害物があることによりタッチの仕方が変わったり、鬼を振り切るためにドリブルの緩急が身につきます。また、鬼から逃げるには事前に空いているスペースや鬼の位置を確認しなければならないので、必然的に周りを見る習慣が身につけられます。
オープントレーニングで言えば、1対1などの対人トレーニングが代表格と言えるでしょう。
上記のトレーニングは、どのトレーニングも工夫次第ではドリブルだけに特化した内容だけでなく、アジリティや顔を上げて視野を広げ判断力の向上になるような効果を得られます。
しかし、これらの練習は何を意識するかとか、コーチの声掛けによって成果は大きく変わって来てしまいます。(YouTubeの練習メニューをそのままやってもポイントがずれてしまいます)
そこでオススメなのが障害物鬼ごっこです。
学校の校庭で鬼ごっこを行う時に、よく鉄棒や滑り台などの障害物を利用して駆け引きをしますよね。
イメージとしてはこれに近い形で行うのですが、障害物があることによりタッチの仕方が変わったり、鬼を振り切るためにドリブルの緩急が身につきます。また、鬼から逃げるには事前に空いているスペースや鬼の位置を確認しなければならないので、必然的に周りを見る習慣が身につけられます。
練習メニュー
事前準備と基本ルール
- 事前に用意するものはマーカーとコーンとビブスです。
- 人数次第で大きさを広めに取るか考えますが、だいたいのエリアを決めその中で以下のようにコーンやマーカーを置きます。
- 狭い混雑したコーンの密集地帯を作成
- コーンを2つ横へ繋げて2~3mくらいのコーンの障害物を作成
- グリッドを1/3程度に分ける長いコーンの列の障害物を作成
- 密集地帯もあれば広い場所も作ることがポイント
- ルール
- 鬼も逃げる人も全員ボールを持って行います。
- 鬼はビブスを持ち、タッチしたら交代です。
- 鬼返は無しです。
- コーンの上は通っては駄目というルールで行います。
- 狭い混雑したコーン
- 狭い混雑したコーンの密集地帯を意図的に作ることにより細かいステップを意識したドリブルが出来るようにします。
- 少し長めの繋げたコーン
- 少し長めの障害物は相手と対峙した時タッチを大きく体ごと出すこと素早く動いたり、駆け引きをした後のターンを速くするために置きます。
- 長いコーンの列
- 長い障害物は、ライン際の状態を多く作るためのものです。グリッド系の鬼ごっこは、どうしてもライン際に固まる傾向が多いため人数次第では普通の混雑した場面と一緒になってしまいます。
それを防ぎライン際の攻防を多くさせるために敷居をもたせる役割です。 - 広いスペース
- ここでは障害物無しの駆け引きの場です。
タッチ制限
上記のルールの元、だいたい1試合3~5分程度で行います。
最初はフリータッチで行いますが、その後は以下のタッチ限定で行います。
- 利き足のみタッチ
- 逆足のみタッチ
- 足裏+ロール
ボールフィーリング系で行うそれぞれのボールタッチメニューを入れて行う形です。
タッチ方式を限定することで、片足での体の使い方やボールフィーリングが向上します。
指導ポイント
声掛けの種類としてはチャレンジを促すことを意識します。
- 一生懸命に逃げないで相手をよく見て騙そう
- 鬼になっても良いから色々試してみよう
- 混雑しているところは細かくステップすると速く動けるよ
- 一人を追いかけるのではなく、途中で判断を変えれるようにしよう
子供達は一生懸命になりすぎると視野が狭くなってしまうので、楽しむ中でのメニューのポイントを敢えて教えることで意識させます。
終わりに
このようなメニューは子供達の様子を見てちょっと集中力がないな?って思った時に行うと楽しいので夢中で行ってくれます。
行っていることは、色々な練習で向上する要素を試合より強制的に起きるようにした練習です。
少しコート作りに時間がかかってしまいますが、試しに実施してみてはいかがでしょうか?
尚、コーン無しで行うのはこちらのメニューが同等の内容となっております。
また、自主練習などで行う場合は以下の動画のように実施してもらうといいかもしれません。プロが行うとこれくらいの速さのタッチになる良い例ですね。
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