コーンを使ったターンとフェイント練習 - 陸トトのジュニアサッカートレーニング日記

陸トトのジュニアサッカートレーニング日記

パパコーチをやっている人の少年サッカーのサッカートレーニングブログであります。 日々の練習や試合について記載しております。

Breaking

Post Top Ad

2018年10月31日水曜日

コーンを使ったターンとフェイント練習

どのサッカースクール・サッカークラブでも用意されてある道具としては、ゴールとコーン・そしてマーカーですよね。
特に地域の学校と密着して行われるサッカークラブでは、学校の授業でも使われるコーンが大抵存在することでしょう。

そのコーンを使った練習といえばコーンの周りをジグザグに進む通称「コーンドリブル」が一般的ではあるかと思いますが、練習する人数や他の学年との兼ね合いでコーンの数が少なく、思うように使えないことが多々あることでしょう。

そこで今回ご紹介するのは、少ないコーンで出来るコーンを使ったターンとフェイント練習をご紹介したいと思います。

練習方法


基本的な形をまずは説明します。


  1. 10m位の両端にコーンを置き、真ん中にコーンを置きます。(真ん中のコーンは出来れば2つ横に置く形が理想ですが、なかったらコーンを倒して対応します。
  2. 両端にボールを一人一個持ち、同じ人数になるように並びます。(人数は4~6人が理想)
  3. それぞれ真ん中のコーンに向かい、決められた方向へフェイントを掛け前に駆け抜けます。この時のポイントは、行きたい方向の逆のコーンに少しよってから横へ大きく出し、出した後の縦へのドリブルを速くすることです。
  4. 上記を月々に繰り返します。なお、スタートのタイミングは、前にいる人が真ん中のコーンを超えたら動き出すと丁度よいです。

応用としては、前から来る選手にぶつからないようにしながら逆を抜けるということを行うと、より顔が上がり実践で使える練習となります。

指導ポイント

指導ポイントとしては、コーンの前でフェイントをした後、横へ大きく動かし、そして縦に速く駆け抜けることです。
これは、相手とのマッチアップの際に抜いた後を速くする練習でもあります。
具体的なイメージとしては以下の日本代表のドリブラーである中島 翔哉選手のカットインのドリブルをご覧になると分かりやすいかもです。



カットインした後の次の動作が速いことがわかるでしょう。

また、フェイントのタイミングを図る上でコーン(相手)との距離が重要となります。
この距離を測るのは、ボールばかり見ないで顔を上げて仕掛けるというのが大事なポイントです。
これらを意識して次の色々な練習メニューを試してください。

片方の足のみ

片方の足だけで行うことでカットインの練習となります。
このときは、単純なボディーフェイントからのカットインだけでなく、空踏みからのカットインが出来るように練習します。

ステップで言えば、

トン・ト・トン(カットイン)

といった感じです。

インサイド(ダブルタッチ)

最初は通常のダブルタッチで練習を行います。
出来るようになったら、一回足を付いてからのダブルタッチでタイミングがずらせるように練習を行います。

右へ抜けるダブルタッチの場合は、

左足を付く→左足のインサイド→右足のインサイドで前

といった感じです。

シザース

最初は通常のシザースで練習を行います。
出来るようになったら、空踏みからのシザースや、ステップオーバーからのシザースなどを実施してみてください。

クライフターン

クライフターンによる抜き方も練習してみると抜き方のパターンが増えることでしょう。
クライフターンを行う場合は、ターンをした後いかに速く動くことが大事です。

終わりに

コーン3つだけで色々なバリエーションが出来るコーンドリブル。
場所や用具を使わずに効果的な練習が出来るのですが、ドリル系の練習で大事なのは「何を意識させるか」です。

この練習では、上手にターンやフェイントが出来るのが目的ではなく、顔を上げて抜いた後いかに速く抜けることができるかです。

縦に早く動くには、どうしたら出来るかを考えさすことが成長の肥大に繋がります。
是非チャレンジしてみてください。
スポンサーリンク

0 件のコメント:

コメントを投稿

Post Bottom Ad

スポンサーリンク

Pages