私が小学生の頃からこのターンは練習でよくやってました。
今の小学生・・・というかプロでも普通に使われている技なので伝統といいますか、ヨハン・クライフ氏の偉大さが伝わってきます。
というわけで今回は、小学生にパパコーチが教える「クライフターン」の練習方法について記載したいと思います。
クライフ・ターンとは
クライフターン(Cruijff Turn、オランダの外ではしばしばCruyff Turnというつづりが使われる。)は、オランダのサッカー選手ヨハン・クライフが完成させたドリブル技術であり、彼の名を冠している。ちょっとわかりづらいので実際に動画で確認してみましょう。
クライフターンを行うには、パスあるいはクロスを上げると見せかけて、ボールを蹴る代わりに足のインサイドでボールを軸足の後ろを通して、体を90度回転させ、戸惑った守備の選手を置き去りにして加速する。
1974 FIFAワールドカップでクライフが見せたこのフェイントは有名であり、オランダとスウェーデンとの試合において初めて披露された後、すぐに世界中のサッカー選手によって模倣された[2]。クライフターンは現代の試合でもかなり一般的に用いられるドリブルフェイントである。
引用:クライフターン - Wikipedia
では、どういった風に足を動かすかといいますと・・・
- ターンしたい方向の足(軸足)をボールの前に出し
- キックフェイントをかけ
- 軸足の後ろを通して方向を変えます。
- その後、お好みですがアウトサイドで更に叩いてもOK
軸足の後ろにボールがあるため奪われにくいメリットがあります。
試合での使いどころ
試合だと色々な場面で使えるフェイントです。特にサイドラインから蹴ると見せかけ一気に相手を置き去りにする際に使われる事が多いです。
ゴール前でシュートと見せかけてターンみたいなのもありですし、中盤でもパスと見せかけて~といった具合ですね。
ただ、早い動きの中では体のコントロールが難しいので、比較的に止まった際にやることが多いターンであります。
練習方法
- 小学生の低学年だと最初のうちは全くと言っていいほど出来ません。
なのでまずはボールを動かさずターン直前までの形を覚えさせます。 - 3m程の幅を区切り、その場でクライフ・ターンを何度も反復させます。上記の動画のようにですね
- 次はマーカーなどを置いて対人を意識させます。
- 慣れてきたら実際に1対1や練習試合で使わせると行った感じです
指導ポイント
- キックフェイントを頑張って入れてみよう
- 軸足の位置で失敗か成功が決まるので、必ず前の方に置くように意識させます。
- ターンした時、体がついていけない場合があるので思い切ってターンしたい方向に倒しましょう。
まとめ
このターンは一生使えるターンなので、きちんとマスターすることが出来れば試合で活躍間違いなしです。それに、このターンが出来れば体幹もある程度出来ている証拠なので、他の様々なフェイントに挑戦させても良いかもしれません。
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