インステップトラップのコツと練習方法 - 陸トトのジュニアサッカートレーニング日記

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パパコーチをやっている人の少年サッカーのサッカートレーニングブログであります。 日々の練習や試合について記載しております。

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2017年9月16日土曜日

インステップトラップのコツと練習方法

サッカーが上手い選手は必ずと言って良いほどトラップが上手であります。
なぜならサッカーはドリブルから開始されることはほとんど無く、ダイレクトプレー以外はトラップ(ファーストタッチ)よりパスやドリブル、そしてシュートが行われるためです。

このトラップが浮いてしまったり、大きく弾いたり、そして反らしてトンネルしてしまった場合、相手にボールが渡ってしまいますよね。
また、プレースピードも遅くなってしまいます。

このようにトラップが全てを左右するサッカーではありますが、基本的なトラップの種類としては、以下であります。

今回はこの中でも浮き球のスペースが無い中やロングキックのトラップで利用する「インステップトラップ」のコツと練習方法について記載したいと思います。

インステップトラップとは


インステップトラップ(Instep Trap)とは、足の甲でトラップする動作のことです。
通常トラップと言えば転がってくるボールに対してトラップすることを思い浮かべるかもしれませんが、インステップトラップは転がってきたボールに対してではなく、浮いたボールを足の甲でコントロールすることをいいます。

転がってくるボールに対してインステップトラップをしない理由は簡単で、つま先(トーキック)でトラップしないのと同様、足元に止めるならインサイドトラップや足裏トラップの方が正確に止めれますし、アウトサイドでトラップした方が次の一歩を早く出せます。

わざわざ不安定になりやすい足の甲でトラップする必要がないわけです。

インステップトラップの試合での使い所

浮き球のボールに対して使うと言っても、全ての浮き球で使う必要はありません。
時と場合によって使い分けることが次のプレーの質を上げやすくなります。

基本的には、味方のサイドチェンジなどのロングボールを処理する場合に使用します。
止まって正確に足元にコントロールする場合ですね。
特に正面を向いてトラップする場合によく使用します。

また、それ以外にも縦の裏を抜けるようなロングボールが来た際にも使えることが出来ます。


これは、アウトサイドでも同様なことが出来るので得意なやり方とタイミングで判断するべきでしょう。

インステップトラップのコツ

インステップトラップのコツはきっちりと足元へボールを落とすことです。
そのためには、落ちてくるボールをしっかりと見て少しボールを迎えに行き引くようなイメージでトラップすることです。

ボールを迎えに行くことにより、その後の引く動作を出来るスペースを作ります。
そしてボールが当たるタイミングと同時に進行方向に合わせて足を引くことでボールの勢いを弱くし足元へと置きやすくします。

インステップトラップの練習方法

高く上に上げてインステップトラップ

  1. 上にボールをあげます
  2. インステップでトラップします。
  3. これを両足で行います。

二人一組でのインステップトラップ

  1. 二人一組を作ります。
  2. 片方がボールを相手の膝下より少し下辺りにボールを投げます。
  3. 受ける方はトラップをし、相手にボールを返します。
  4. これを両足で行います。
この練習はアレンジの仕方は様々で、ボールを落とさないでやるやり方と、ボールを落として行うやり方があり、ボールを落とさないやり方はインステップトラップからのインサイドパス、アウトサイドパス、インステップパスなどその後の動作を工夫することでトラップ練習のバリエーションを増やすことが可能です。

リフティング

トラップの一番の近道がリフティングであり、初心者の方はワンバウンドリフティングから行い、少なくとも50回は片足で連続してインステップで出来るようにしましょう。

終わりに

トラップは低学年の頃から意識して行った方が良い技術の一つです。
低学年の頃は、ボールが高く上る機会は少ないかもしれませんが、高学年になるにつれて浮き球の処理がライバルとの差につながっていきます。

浮き球をいかに早く正確に思い通りにトラップするかによってプレー全体の質にも影響してきますので是非練習してみてください。
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