これだけで相手を抜ける!サッカーの切り返し(ターン)の基礎練習 - 陸トトのジュニアサッカートレーニング日記

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2017年2月7日火曜日

これだけで相手を抜ける!サッカーの切り返し(ターン)の基礎練習

サッカーのドリブルで相手を抜ける簡単な方法は?と聞かれたら多くの方は「切り返し(ターン)」と答えるでしょう。
キックフェイントシザースなどの様々なフェイントと組み合わせることができ、幅広く応用が効くフェイントの大事な基礎でもあり、小学校低学年でしたらこれを覚えるだけでドリブルで抜きまくれます。
しかも、切り返しは相手を抜くだけでなく、ボールをフリーでもらう際の動き出しでも重宝します。

そんな切り返しではありますが、練習方法と指導ポイントをご紹介したいと思います。

切り返し(ターン)とは

サッカーでの切り返し(ターン)とは、進行方向に対し反対に行き、対戦相手に対し逆をつき次のプレーをしやくすることを言います。
切り返した後、相手をどれだけ振り切れるかによって次の動作が楽になる度合いも変わってきます。
楽になれば、より正確に次のプレーがしやすくなるわけです。
切り返しの種類は、大きく分けると3つあります。

この3つを組み合わせるとクライフターンなどのフェイント系につながっていきます。

インサイドの切り返し

まず1つ目は足の内側(インサイド)を使った切り返しです。

練習方法

練習方法は、マーカーを4~5m位の間隔で置き、その間をインサイドのターンで行います。
ドリブルとターンは同じ方向を向いて行います。
そうすることにより、左右両方でターンができるようになります。

他にも様々な練習方法があるが、まずはしっかりと形を覚えさせることと、全員が効率よく行うため基礎をマスターできるその場でのインサイドターンを練習します。

指導ポイント

  1. ターンした後の次動作が速くできる位置にボールをコントロールしよう
  2. ターンの時、体が流れないように体を気持ち行きたい方向に傾けよう
  3. ターンの時の速さを意識しよう
  4. 常に相手をイメージして練習しよう

アウトサイドの切り返し

2つ目は足の外側(アウトサイド)を使った切り返しです。

練習方法

練習方法は、マーカーを4~5m位の間隔で置き、その間をアウトサイドのターンで行います。
ドリブルとターンは同じ方向を向いて行います。
そうすることにより、左右両方でターンができるようになります。

指導ポイント

  1. ボールを追い越してからボールを触るのではなく、足を伸ばしてアウトサイドで引っ掛けるようにターンしよう
  2. アウトサイドで引っ掛けた後の2タッチ目で、スピードをあげれるようにボールをコントロールしよう
  3. 足だけでターンするのではなく、体でボールを動かすため、しっかりとターンする際に軸足を踏ん張ろう
  4. ターンの時の速さを意識しよう
  5. 常に相手をイメージして練習しよう

足の裏の切り返し

3つ目は足の裏を使った切り返しです。

練習方法

練習方法は、マーカーを4~5m位の間隔で置き、その間を足の裏を使ってターンを行います。
この時、足の裏でボールを止めながら飛び越します。
次に飛び越した反対の足を使いドリブルを開始します。

指導ポイント

  1. ボールを止める時、足の裏側の前側を使おう
  2. ターンした後、直ぐに触れるようにボールと体を近い距離におこう
  3. アウトサイドで引っ掛けた後の2タッチ目で、スピードをあげれるようにボールをコントロールしよう
  4. ターンした後、逆足のアウトサイドで運ぶと早くターンができます
  5. 常に相手をイメージして練習しよう

応用編

ここまでは同じ場所で行っておりましたが、それだと試合とは少しかけ離れているので、少し工夫します。
具体的にはマーカーを使って行います。

練習方法

  1. マーカーを1列等間隔で並べます
  2. 合図と同時にマーカーを2つ目まで行ったらターン
  3. 1つ戻ってターン
  4. 2つ進んでターン
  5. 1つ戻ってターン
  6. 最後まで繰り返し
ターンは同じ方向を必ず向かせるようにします。

マーカーが無かった場合は笛の合図でターンなどが良いですね。

指導ポイント

基本的な指導ポイントは一緒なのですが、ターンした後、顔を上げて次のマーカーを見ると行ったところでしょうか。

これにより顔を上げてドリブルが出来るようになり、試合では空いているスペースを見つけやすくなります。

終わりに

Defoe turns
小学校低学年だとなぜこの切り返しが大事なのか分からなくただ言われたままやってしまいがちです。
そんな時は、相手の逆をつく練習などを取り入れたりしながら楽しく練習を行ってみてはどうでしょうか?
きっと子供たちは理解してくれるはずです。

また、ターンを素早くするにはアジリティーの強化が不可欠です。
ウォーミングアップの際には是非アジリティー強化の練習も行ってみてください。

アジリティ強化に最適!サッカーでのラダートレーニングの練習メニュー

少し出来るようになってきたらターンをする前にターンをする方向のスペースを確認することを意識すると試合中ターンをした後に別の相手にぶつかってボールを取られるようなことが少なくなります。

サッカーは、ターンだけで相手を抜きまくれますので是非練習してみてください!
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