サッカーのドリブルのフェイント「キックフェイント」の小学生への指導方法 - 陸トトのジュニアサッカートレーニング日記

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2016年10月28日金曜日

サッカーのドリブルのフェイント「キックフェイント」の小学生への指導方法

サッカーのフェイントと言われている物は色々あります。
ボディフェイント、エラシコ、ダブルタッチ、裏街道、マルセイユルーレット、クライフターン、etc…

中では初心者や小学生の低学年には直ぐには出来ない難しいフェイントもありますよね。

今回ご紹介するのは、それらのフェイントの中でも一番簡単である「キックフェイント」というものです。

極端な話をすればサッカーは止める・運ぶ・蹴るの3種類しかありません。

その中の「蹴る」の真似をし、次の動作を相手に邪魔されないでスムーズに出来るようにするためのフェイントがキックフェイントであります。

なので、試合ではとても多く利用される技の一種です。

そんなキックフェイントですが、サッカーを習いたての小学生の低学年でも出来るようにさせるべく、練習方法について記載したいと思います。

キックフェイントとは

サッカーでのキックフェイントとは、ボールを蹴るぞ!って見せかけて相手の動きをみてかわすフェイントのことです。

動き的には色々あり、蹴るぞ!って見せかけてインサイドで切り替えしたり、アウトサイドでかわしたり、ターンをしたりします。

具体的な手順としては、
  1. ボールを前に出します。
  2. 大きく振りかぶっていかにも蹴るぞ!っていう雰囲気を出します。
  3. 蹴る直前でモーションを止めて逆方向、もしくは方向を変えます。
  4. この際、相手の状況を見て方向は変えます。

まずは動画で見てましょう。


色々なバリエーションでキックフェイントを行っていますよね。
タイミングによっては強力なフェイントとなります。

ではどのタイミングで使うかといいますと次で解説したいと思います。

    試合での使いどころ

    このフェイントは、いかにも大きく蹴る時やシュートを打つ時にもってこいのフェイントです。
    つまり、誰もがここでシュートを打つだろう!って時や、ここでセンタリングあげるだろう!って時に相手ディフェンダーは足が出やすいものです。

    その時を引っ掛けるって言う技なので必然的にタイミングがゴール前とかになります。

    これが上手い選手はドリブルデザイナーこと「岡部将和」さんです。


    気持ちが良いほどの抜きっぷりです。

    エラシコで体制を崩した後のキックフェイントや、シザース後のキックフェイントなど試合中で多く見られますね。

    要は、最後の崩しとして使うわけです。

    練習方法

    では、ざっと概要がわかった所で練習方法はどうやるか解説したいと思います。

    1. まずはキックフェイントを実際にコーチがお手本として見せます。
    2. その次にどういった場面で使えると思う?と聞きます。自分達で考えさせるのがポイントです。
    3. 使えると分かったら、コーンドリブルの最初のコーンの時キックフェイントを入れたり、その場でキックフェイントの練習をさせます。
    4. 後は1対1で使ってみて!と言って使わせます(1年生はほとんど使わないですが・・・)

    指導ポイント

    1. 踏み込みを強く
    2. キックのモーション(動作)は大きく
    3. キックモーション後は早く

    まとめ

    今回紹介したのは、簡単で実践でもスグに使えるキックフェイントでした。
    小学校低学年で使える子はあまり居ないとは思いますが、できるようになるとゴール前が特に出来ることの幅が広がりますので、やらないとしても、こういったフェイントがあるんだよ!ってこと伝えることが大事だと思います。

    後は子供達のイマジネーションにかける!
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