これだけは抑えておきたい低学年におけるの3つのサッカーの育成方針 - 陸トトのジュニアサッカートレーニング日記

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パパコーチをやっている人の少年サッカーのサッカートレーニングブログであります。 日々の練習や試合について記載しております。

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2018年4月29日日曜日

これだけは抑えておきたい低学年におけるの3つのサッカーの育成方針

チームによって変わるかもしれませんが、基本的にはチーム全体として育成方針が備わっているものです。
そしてコーチ達はその育成方針に従って練習メニューを考えていくと思います。

それがコーチ達が持ち越しとなって子供達と一緒に一貫して卒業まで見るのか、それとも新しいコーチが学年別で見るのか解りませんが、この育成方針というのがジュニア世代では大事です。

そこで、今回は低学年における3つのサッカーの育成方針についてご紹介したいと思います。

育成方針が大事な理由

チームとして一貫として育成方針が大事なのは理由があります。

それは「育成の軸がぶれなく長期的視点で判断することが可能」となるからです。

このぶれるというのは具体的に何を指すかと言うと、試合での結果・内容によって練習方針を変えることであると思います。

ただし、ここでいう変えるということは、その年代にそった育成方針で足りないことであるなら練習方針を変えても良いとは思うのですが、試合に勝てないから今の欠点を補うための練習を重点的に行うというのは、ことジュニア世代では違うということです。

育成方針


ボールタッチとアジリティ

まずはサッカーの基礎となる「ボールを運ぶ」・「ボールを止める」・「ボールをしっかり蹴る」といったボールタッチの技術を向上させなければなりません。

確かにサッカー的な戦術やパスなどを教えることで試合には勝てるかもしれません。
しかし、教えるに当たりまだ発達途上の子供達に理解させるのには時間がかかってしまうのも事実であります。

それなら目先に拘らずに将来にむけて、しっかりと基礎的な部分を強化するようなメニューを考えることが望ましいと思われます。

そういった意味でもリフティングボールマスタリーは、この年代に取って非常に大事な練習となるでしょう。

また、ウォーミングアップの際は体全身を動かせるメニューを組み込むことをオススメします。

特にラダートレーニングはアジリティ強化に最適なため是非取り入れましょう。

デュエル

サッカーを始めたての子や正確が大きく出るのが「デュエル」です。
特に体をぶつけるというサッカー独特のプレーや、ボールを取る際に体を入れて自分のものにするという行為は将来とても大事なサッカーの要素です。

低学年であるあるのお団子サッカーですが、これはデュエルが強くなる第一歩と言って良いでしょう。

よって1対1や1対複数人のキープなどの練習を多く取り込むことが大事です。

注意点としては、スピードだけで抜かないことです。
必ず相手を良く見て逆を付くような駆け引きをすると今後体が大きくなるにつれてフィジカルの差が埋まってきた時に現在足が速い・体が大きい子が困らないようにしなければなりません。

そこで相手を良く見て逆を付く練習を心がけると良いでしょう。

サッカーを楽しむ

そしていちばん大事なのことがサッカーを楽しむことです。
低学年の子供達にあれこれ戦術を根気強く言えばそのうち出来るようになります。

しかし、それは自分達で考えた上での答えなのか、コーチに言われたことだけを行っているだけなのか、本当に理解しているのかは難しい所です。

サッカーには必ず「何故」がつきもので、その何故を理解出来るか出来ないかでプレーが大きく変わってしまいます。

それを理解できる年代として低学年は難しすぎると思いますので、それよりサッカーを楽しく出来る練習を取り入れて自然と出来るように促すことがコーチの役割であると思います。

そして一番子供達が楽しめるのが「試合」です。
試合に出れなければ楽しくあるはずがありません。
どんどん試合に出してあげましょう。

終わりに

どうしても試合になるとコーチが前のめりとなったり、1試合毎に一喜一憂して慌ててしまうことがあります。

しかし、実際のプレーしているのは子供達であり、思い通りにいかないものだと割り切ることが大切です。

将来を見据えれば子供達の判断一つ一つを尊重し、年代に合わせてプレーさせることが出来ればきっと将来素晴らしいプレーヤーになってくれることでしょう。
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