サッカーのフェイント「ボディフェイント」の小学生への指導方法 - 陸トトのジュニアサッカートレーニング日記

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2016年10月24日月曜日

サッカーのフェイント「ボディフェイント」の小学生への指導方法

体を使ったフェイントの中で最も簡単で初心者や小学生低学年でも簡単に出来るサッカーのドリブルのフェイントと言えば「ボディフェイント」であります。

サッカーは足だけでは抜くことは難しいスポーツで、相手の体制を崩さない限りスグに追いつかれてしまいます。
そこで大事なのが相手を騙す上で大きいモーション、つまりボディフェイントがとても重要な要素になると言えます。

このボディフェイントを覚えることで動きがサッカーっぽくなるのは勿論、マークを外す動きなどにも応用でき、初心者から上級者まで必ず取得しなければならない技であります。

そんなボディフェイントですが、サッカーを習いたての小学生の低学年でも出来るようにさせるべく、練習方法について記載したいと思います。

ボディフェイントとは

サッカーのボディフェイントとは、ドリブルをし相手を抜く際に体の動きだけで相手をかわすフェイントのことをいいます。

具体的に言えば、

  1. 進みたい方向に体だけで相手を騙しスペースを開けさせます。
  2. その空いたスペースに一気に駆け抜けます。

まずは動画で見てましょう。


体を左右に振り、相手の重心を片方に移動させ、踏み込んだ逆足でボールを押し出して空いたスペースに抜けていきます。

非情に簡単なフェイントですが、体を大きく早く動かさなければ相手が引っかかってくれません。
また、他のシザースなどの色々なフェイントと組み合わせることが出来るので覚えておいて損は無いでしょう。

試合での使いどころ

このドリブルは、最初のスピードが大事であります。
なので、単体ではトップスピードで駆け抜けていく際によく使われます。
プロで言えばメッシが物凄い上手ですね



また他のフェイントを使った後に最後の「抜き」のタイミングで一気抜き去る時にも多く使います。
理由としては簡単で、相手の逆を付くフェイントなので抜かれた場合、相手は直ぐには追いつくことが出来ないからです。

個人的には、これでキーパーを抜くのが良いですね(笑)

練習方法

では、使い所がわかった所で練習方法はどうやるかというと遊びから入ります。

  1. まずは口で言ってもわからないので感覚的に覚えさせることから始めます。
  2. コーンを2つ起き(間隔1.5m位)、向かい合って相手に真似されない用に動く練習などをさせます。以下の動画は、3つのコーンで行っておりますが、ポイントは一緒です。相手を逆を突くという練習ですね。
  3. 上記の動画では高学年はボールを使ってみようって説明されておりますが、低学年でもボールを使ってやると結構楽しんでやってくれます。
  4. 相手の逆をつく大事さを学ばせたら、動きの確認を行います。
  5. ジグザグに置いたコーンに対し、ドリブルをしボディフェイントでターンをしながら反復練習を行います。
  6. 慣れてきたら、ゴール前にコーンを起き、早いドリブルからのボディフェイントをし、シュートといった練習を行わせます。
  7. 最後は1対1で実践ですね
これでもまだ出来ない子が居ましたら、まずは相手の逆を突くという練習を重点的に行なった方が良いかもしれません。

指導ポイント

  1. 体全体で大きく早くフェイントをしよう!特に踏み込んだ後を早く!
  2. 片足でしっかり踏み込むと次の足が出やすい
  3. 出来れば始めからその方向に行くという頭打ちではなく、顔を上げて状況をよく見てダメそうならもう一度フェイントを入れてみよう
  4. 踏み込む際に肩を入れるとより引っかかりやすい

まとめ

今回紹介したのは、実践でもかなり使えるボディフェイントでした。
実際に教えると、試合中はあまり使ってくれないのが現実ではありますが、体の使い方を覚えることは低学年(プレゴールデンエイジ)には大事なことでありますので、是非練習に取り入れて見てください!

そして目指すは相手を転ばせるアンクルブレイクが出来るようになったら子供達はドリブルが大好きになってくれることでしょう。


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