ゴールキック・コーナーキック・フリーキック・スローイン・etc…
どれも味方が居てボールを貰って初めてそこからプレーが始まりますよね。
その時、最初に触るタッチのことを「ファーストタッチ」と言います。
サッカーが上手いと言われるプレーヤーは必ずと言ってもよいほど、このファーストタッチが素晴らしいです。
理由は簡単で、上記に説明したとおりファーストタッチが下手なプレーヤーは直ぐにボールをロストしてしまうからです。
ドリブルがいくら上手であっても最初のファーストタッチでトラップミスをしてしまえば直ぐに相手に取られてしまいます。
また、ファーストタッチが下手だった場合、パスをするにしてもトラップした際に浮いてしまい、正確で上手なパス・シュートが出来なくなってしまうからです。
今回は、小学校低学年でもファーストタッチが上手になる練習メニューをご紹介したいと思います。
ファーストタッチとは
冒頭に記載しましたが、改めて詳しくファーストタッチとは説明します。
サッカーで言うファーストタッチとは、2つの意味があります。
一つ目は、フィールドに入ったプレーヤーが最初にボールに触れることです。
二つ目は、先程記載したボールを受けるプレーヤーがドリブル・パス・シュートをする際に最初にボールをコントロールするボールタッチ(トラップ)のことを言います。
今回は二つ目の意味のことについてです。
ファーストタッチの基礎練習
ファーストタッチが上手になるためには、思い通りにボールをコントロールしなければなりません。
よくある練習メニューは二人一組の対面パスです。
対面パスはパスの基礎とも言っても良い練習ですが、低学年の場合はコーチの声がけでいくら試合を意識して練習しろと言ってもなかなかイメージはつかないものです。
きっとボールをただ止めて相手にパスするという意識が精一杯なのではないでしょうか。
そこでオススメしたいのが以下のバルセロナの練習動画です。
マーカーとポールマーカーを使って練習します。
練習方法
練習方法は、ポールマーカーを目印に後ろでワンタッチでトラップし相手に返したり、前を通してパスしたりします。しかし、ポールマーカーを持っているチームはなかなか無いですよね。
そんな時はマーカーで代用します。コーンだと少し大きいので難易度が格段にあがってしまいます。
練習パターンは
- ポールマーカーの間をワンタッチやダイレクトでパスを行う。ただしボールは前に迎えに行く
- ポールマーカーの後ろをインサイドでトラップし、トラップした逆の足で相手にパスを行う。
- ポールマーカーの後ろをインサイドでトラップし、トラップした足で相手にパスを行う
- ポールマーカーの後ろをアウトサイドでトラップし、相手にパスを行う
- ポールマーカーの前をインサイドでボールを動かし、相手にパスを行う
- ポールマーカーの前をアウトサイドでボールを動かし、相手にパスを行う
- ポールマーカーの間を足の裏でトラップしパスを行う
- ポールマーカーの後ろを足の裏でトラップし、トラップした逆の足で相手にパスを行う
- ポールマーカーの後ろで自分の後ろを通すようにトラップし、相手にパスを行う
他にもありますので是非動画を御覧ください。
ファーストタッチを意識したドリブル練習
ドリブルがいくら上手であっても試合で全然抜けない!って人は多いのではないでしょうか?
その多くの原因がファーストタッチにあります。
低学年の子供達は、練習と試合とでは動きが全然違いますよね。
やはり試合だとかなり寄せが早いです。と言うよりボールしかみてない(笑)
この時にファーストタッチが悪いと直ぐにボールを取られてしまいます。
そこで大事なのは、相手をよく見て重心の逆を付く場所にボールをコントロールすることです。また、わざと相手の足を止めてからのスピードアップのような緩急をつけたりする位置へのファーストタッチなどです。
それを意識したマルバサッカースクールの1対1の練習メニューがこちらです。
詳しくは以下のリンクを観ると記載されてあります。
終わりに
今回ご紹介した以外の練習でも様々なパターンのファーストタッチの練習方法があります。
例えばセンタリングシュートもその一つですし、壁パスシュートも代表的な練習であります。
大事なのは、一つ一つのタッチを丁寧に行うことです。
コーチに言われたとおりだけやっていては効果は半減してしまいます。
常に試合を意識して行うことが上達への早道です。
低学年の場合は、意識が散漫としがちになるため、目印があるわかりやすい練習をオススメします。
低学年の場合は、意識が散漫としがちになるため、目印があるわかりやすい練習をオススメします。
そして、是非ライバルと差をつけてレギュラーを勝ち取ってください。
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