コーチの話を聞くように子供を促す5つの方法 - 陸トトのジュニアサッカートレーニング日記

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パパコーチをやっている人の少年サッカーのサッカートレーニングブログであります。 日々の練習や試合について記載しております。

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2017年1月24日火曜日

コーチの話を聞くように子供を促す5つの方法


低学年の子供達に物事を教えるのは本当に大変ですよね。
私は現在サッカーのパパコーチを行っておりますが、毎日どうやったら上手く教えることが出来るか考えております。

あるあるの状態としては、「やってはいけないことが分からない」「練習の意図を理解していない」「すぐに人のせいにする」「etc」…

そんな数多くある苦悩の中、一番の大変さが全ての元凶である「人の話を聞かない」という点に尽きるのではないでしょうか?

この「人の話を聞かない」ことにより、聞ける子との差が大きくなるのが低学年であります。
話を聞ければ「練習のやり方」「練習のポイント」「上手にやるヒント」などを理解することができます。
そうすることで成長が加速するわけです。

子供達の成長を待っていれば、そのうち誰もが話を聞けるようになります。
しかし、それは果たしていつになるのでしょうか?聞けなければ、ただやっているだけになり、その差は開くばかり…

大切なのは大人の教え方…つまりコーチ側の子供達へのアプローチによりその差を少しでも無くすことが重要となります。

そこでここでは子供達の成長を待つだけではなく、コーチ側の工夫により話を聞けるようにする方法をご紹介したいと思います。

前提条件

ここではサッカーのコーチングに対して記載しております。
インターネットや良くある啓発本、そしてカウンセラーと言われている人達の話を聞けば、家庭での接し方で変わるものだよ!って色々書いてありますよね。
しかし、こと習い事の場では一人に対して沢山の時間をかけて接してあげるには時間が足りません。

そこはご家庭に任せて、ここでは短いサッカースクールの場での話を前提とさせていただきます。
つまり聞くことが出来ない子に対してのアプローチが前提です。

子供達が話を聞けない原因

基本子供達は興味が無い物事に対しては見向きもしません。
そして例え興味があろうとそれ以上の物が近くにあった場合は、そちらを優先としてしまいます。
それに関しては無心なので何度注意した所で治りません。子供の習性みたいなものですね。

やってはいけない方法

感情的に脅迫じみて大声で怒る

話を聞いていないからと言って感情的に大きな声を出して怒るのはいけません。
子供は萎縮してしまい、怒られないために話を聞いているフリをするようになります。
これでは子供達の心を傷つけるだけで意味がありません。

子供達が話を聞けるようにする方法

話を聞くことによるメリットを教える

まず最初の一歩が話を聞くことによるメリットを教えることです。
話を相手のことを見ることであり、サッカーは上手い人の真似をすることで上手になります。

高学年になるに連れてこのような心が芽生えるのですが、低学年となると子供達の意識がまだ上手くなりたい!って言うよりは、遊びたい!なので、イマイチに心に響きません。

説明を短く完結に

子供達の集中力は限られています。
1つの説明にアレもこれも詰め込むと次第に飽きてきてしまい砂いじりなどを始めてしまいます。
なので、説明は多くを詰め込まず子供達でも分かる言葉で完結に説明するようにします。

説明する際の場所は注意が散乱しない所

説明している最中に後ろで試合などを行っていた場合、いくら眼を見て話を聞くことと言ってもどうしても試合に眼が行ってしまいます。
子供達の目線が常にコーチの方に行く場所を選んで説明するのがポイントです。

また、子供達から逆光に立つだけで、物理的に見ることができなくなるため、既に話を聞けるような状態となってしまいます。

ボールを置いて集合させる

子供達が広がった状態で説明しても声が届かない場合や、目線が子供達に行き届かない場合があります。
後ろに下がって見渡しても、遠くへ離れてしまい小学校でよくある全校集会で全く話を聞かない状態となるわけです。

そこで、まずは目線を合わせるために全員を呼びます。
この際にボールがあるとボールを触るのに集中してしまうので、ボールをその場で置いてこさせます。
たったこれだけで随分と変わります。

呼び寄せる合図は笛などが良いですね。

音が変わる笛で注目させる

グッズ系になってしまうのですが、電子ホイッスルという音が変わる笛(ホイッスル)があり、これでちょっと変わった音を鳴らすと子供達は「何この音!」といった感じで注目してくれます。



怒るより数倍効果が発揮し、楽しんで説明を聞いてくれるようになります。

こういったグッズでなくとも、子供だまし的な

「うっ・・・お腹が・・・」

みたいなことでも注意を引き、その後説明するといった方法があります。

それでも話を聞けない場合は?

それでも話を聞けない子は多いかと思います。
毎回同じ子が聞いているか?といったらそんな事は絶対にありえません。
大人ですら、その日の体調や気分で上の空とかありますよね。
それを子供達だけに押し付けるのは酷い事であると思います。

なので、必ず最後に分かったか、分からなかったか聞いてあげましょう。
そして聞けるような雰囲気を作ってあげましょう。
普段から怒ってばかりいると萎縮してしまい、質問すら出なくなってしまいます。
どれだけ楽しく過ごせる場」かということが一番大事ですね。

終わりに

低学年に教えるにあたって大事なのは楽しくサッカーが出来るような環境にすることです。
悪いことをやって怒られるのならまだしも、話を聞いてないだけで怒られてしまっては楽しい物も楽しくなくなりますよね。

そういった環境を作るための工夫もパパコーチには必要ではないでしょうか?

尚、家庭で話を聞けるようになる方法はは以下のサイトが詳しいです。
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2 件のコメント:

  1. 逆光に立たせない等もっと基本的な事があります
    子供達が話を聞けないと書いてる時点で聞く耳は持ってもらえないでしょうね

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  2. 確かにそうですね!
    追記させていただきます!

    返信削除

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