コーチ達が良く
「蹴るな~!」
って言う声が毎回聞こえてきます。
そういう我が息子も例外ではなく、とにかく蹴りまくり…
試合の時は、緊張してしまうのでまぁしょうがないなぁ…って思えるのですが、これが1対1の練習の時ですら一緒。
とにかく交わしたらシュート!
ゴールから遠くても!
例えば1対1の練習があるとします。
息子以外の子供は交わした後はゴール近くまで運びます。
コーチ達もそうしろと言い、理由も説明します。
- 理由は簡単で、遠くから打ってもキーパーがいるので入らない
- いっぱいボールに触ることが大事
しかし、まぁ治らない!
よくある1対1の動画があるのですが毎回こんな感じです。
緑色のピステを着ているのが息子です。
緑色のピステを着ているのが息子です。
この1対1の練習の主旨としては、沢山ボールに触って相手を交わしてみよう。
少ないタッチでかわせとは指示されておりません。
少ないタッチでかわせとは指示されておりません。
これを毎回自分のゴール間際からやってしまうので何を考えているのやら…
そこで今回は、直ぐに蹴ってしまう子供の原因と対策を記載したいと思います。
直ぐ蹴ってしまう原因
一般的に直ぐボールを蹴ってしまう子には大きくわけて3つの原因があります。自分に自身が無い
一つ目は自分に自身が無い子です。サッカーではボールが自分の元へ来た時、頭のなかでは様々なことを考えます。
ドリブル、トラップ、パス…
低学年であるあるなのがドリブルが苦手な子。
ドリブルが苦手と理由でやりたくないで簡単な直ぐに蹴るという選択肢に走ってしまいます。
そうすれば味方の方にボールが転がればナイスパスだと言われ、ボールがゴールにいけばナイスシュートだと褒められる。
人に任せてしまっている状態です。誰かがなんとかしてくれるんだろうと。
つまり「逃げている」と等しいことになります。
低学年のうちは果敢にチャレンジするということが大事です。
特に1対1は重要ですね。
お団子サッカーでも良い、でもチャレンジして抜きに行くというのがこの世代では重要となります。
パスなどは中学校などでも覚えられますからね。
顔が下がっている
何をするにしてもボールばかり見てしまう子がいます。
つまり「顔が下がっている状態」となっているわけです。
この場合どこへドリブル・パスなどをしていいのか解りません。
そして直ぐにボールを取られてしまうと嫌なので蹴るという選択肢に繋がります。
すぐに蹴る癖がついている
息子がまさにこのタイプです。
ドリブルよりシュートが好きなタイプで、自分の持ち味がシュートだと分かっています。
その為、直ぐにシュートという選択肢となってしまうようです。
遠くからシュートを打っても入らないということまで頭が働かなくガンガン蹴ります。
息子の場合は更に特殊で、1対1の練習の際も顔を上げてゴールをみてはいるのですが、ワンタッチでシュートです。
1対1の練習ではキーパーが居ないので直ぐに入るから…という練習の主旨を理解していない状態ですね。(もう少し知能が発達してくれると良いのですが…)
対策メニュー
これらの原因の対策は以下の練習メニューで対応することができます。
顔を上げてドリブル練習
まずは顔を上げてボールを扱えるようにします。
特に初心者の子供達ならボールタッチ(ボールマスタリー)が良いですね。
それが出来るようになったらコーンドリブルなどでも顔を上げさせてドリブルさせるようにします。
これを反復練習することである程度は顔を上げてボールが扱えるようになり、ドリブルの自身もつきます。
1対1、試合でのルール作り
それでも治らないとなると後は体系的にやらなければいけないような環境の練習を取り入れる他ありません。
1対1、試合の場合は、ペナルティエリア内でシュート打たなければノーゴールとかアレンジすると強制的に蹴らないようになります。
そうすることで徐々に理解しないまでも結果的に治っていきます。
終わりに
基本、口頭で伝えても低学年では理解できないことが多いのですが、それでも「なぜだめか」を根気よく練習で伝えていくことが大事なのかと思います。
「直ぐに蹴る」を克服した時、もう一つ上のステップへ行けることでしょう!
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