インサイドキックとは
サッカーでは、各足の部分で蹴る場所に名前が付いており、大きく分けると- 「トーキック」
- 「インサイドキック」
- 「インステップキック」
- 「アウトサイドキック」
- 「インフロントキック」
- 「アウトフロントキック」
- 「ヒールキック」
などになります。
この中で、インサイドキックは、サッカーの試合の中では一番多く使うキックであります。
その使用用途は、自分の狙った先に正確に蹴る時に使います。
その中でも最も多いのがパスであり、シュートの時も利用します。
このように多くの場面で使うインサイドキックですが、小学校低学年の子供たちはなかなか上手に蹴ることが出来ないんですよね…
例え蹴ることが出来ても、足の内側で押し出すような一般的な蹴り方の形のみ意識させてしまうとパスのスピードや威力が無いボールとなってしまい、試合中ではパスを蹴った後その場で止まってしまうといった悪い習慣がついてしまいます。
そこでここでは、小学校低学年のジュニア世代でも試合中でインサイドキックが蹴ることができるようになる蹴り方のコツと試合で使えるようなパスになるための練習方法について記載したいと思います。
蹴り方
場面場面で蹴り方は変わってくるのですが、一般的な蹴り方はこのようになっております。
インサイドキックのコツ
軸足を蹴りたい方向へ向け踏み込む
軸足が違う方向へ向いているとボールが相手の方向にいきづらくなります。また、インステップキックと一緒で、強く踏み込めば踏み込むほど強いボールが蹴ることが可能となります。
足首を90度に開き足の内側で蹴る
しっかりと足のくるぶしあたりでボールにミートさせることが出来れば強いボールが相手に行くことができます。ただ、ここのあたりは感覚的な部分もあり、必ずしもここでなければダメ!ってわけではありません。
自分なりにあった場所が良いでしょう。
蹴った後はフォロースルー
よくある指導方法としてゴルフのパターのようにって言うのがお決まり文句なのですが、パターって振り抜きませんよね?サッカーはゴルフのように蹴った後そのボールの軌道を眺めるようなことはフリーキック以外ではほとんどありません。
基本蹴った後は次の動きにうつるです。
そういった場合蹴った後が大事になるんですよね。
蹴りたいボールにより重心を意識する
重心が後ろに行ってしまうとボールが上に上がってしまいます。普通のパスでは転がって出したほうが早く、強いパスになるので、ややかぶせ気味に意識して蹴ると良いでしょう。
上半身のバランス
上半身のバランスが取れてないと、ボールに力が伝わりません。また、バランスが悪いと重心が後ろにいってしまい、ボールが上がってしまったりしてしまいます。
インサイドキックの良い例・悪い例
インサイドキックの悪い例の動画
以上のポイントを踏まえて、インサイドキックの悪い例の動画はこちらです。インサイドキックの良い例の動画
練習方法
リフティング
リフティングが関係あるか?ってお思いの方もいらっしゃるかと思うのですが、続けることが出来なくてもインサイドのリフティングをやることにより、どこに当たるとボールがどう動くといった事が学べて良いです。
一人でも出来るので自主練習のときはオススメであります。
一人でも出来るので自主練習のときはオススメであります。
対面パス(複数人)でパス&ゴー
よくある二人一組で行うパス練習がありますよね。
最初の蹴り方の確認位ならやっても良いかもしれません。
しかし、ずっと続けていると、パスした後に止まる癖がついてしまいます。
そこでパスをしたらそのままフォロースルーして動かす対面パスでのパス&ゴーの練習が難易度が低くて低学年でも行うことができます。
最初の蹴り方の確認位ならやっても良いかもしれません。
しかし、ずっと続けていると、パスした後に止まる癖がついてしまいます。
そこでパスをしたらそのままフォロースルーして動かす対面パスでのパス&ゴーの練習が難易度が低くて低学年でも行うことができます。
練習方法
- 6人位のグループを作り、5メートル位開け半分に対面で2列に並ばせます。
- パスを出したら、そのままフォロースルーし、前の列の後ろに並びます。
- 上手くなってきたらアレンジを加えて、プレッシャーをかけて交わしてからパスなどにします。
指導ポイント
- 正確にトラップをする。(自分が蹴りたい方向へボールをコントロール)
- ボールを蹴る前に相手を見る
- ボールを貰う相手はボールを貰う前に合図をする(声出し※上手くなったら周りを見てからボールを貰う)
- ボールを蹴ったら止まらない
4つのコーンを置き、考えながらパス&ゴー
対面のパス&ゴーだけだと頭が使われなくただやらされている感満載の練習になってしまいがちです。
そこで少し頭を使わなければならない練習にアレンジします。
そこで少し頭を使わなければならない練習にアレンジします。
練習方法
- 4つのコーンでグリッドを作ります。
- そのコーンに並ばせ、ボールを持っている子はパスを出させます。
- 出した後は、各コーンに並んでいる列の一番少ない列に移動させます。
指導ポイント
この練習の目的は、周りをよく見るです。なので指導ポイントとしては以下のようになります。
- 周りをよく見る(ボールを貰う前に状況を確認する)
- 正確なトラップをする(出したい方向へトラップ)
低学年には、ちょっと難しいのでありますが、出来る子は出来るでしょう。
大事なのは諦めずにチャレンジするです。
まとめ
他にも鳥かごなどの沢山の練習方法があります。
なぜなら冒頭に述べましたが、サッカーにとってインサイドキックは最も使うキックでもあり、パスはサッカーの中で一番多く使うからです。
しかし、パスばっかりやっても最後の最後で突破する力が無ければ意味がありません。
低学年のうちはパスを学べばチームとしては強くなるかもしれませんが、子供たちの将来を考えればパスより、まずは足元の技術を重点的に伸ばし、周りを見ることが出来るようになったら、その延長にパスっていう感じが低学年ジュニア世代では良いかもしれません。
なぜなら冒頭に述べましたが、サッカーにとってインサイドキックは最も使うキックでもあり、パスはサッカーの中で一番多く使うからです。
しかし、パスばっかりやっても最後の最後で突破する力が無ければ意味がありません。
低学年のうちはパスを学べばチームとしては強くなるかもしれませんが、子供たちの将来を考えればパスより、まずは足元の技術を重点的に伸ばし、周りを見ることが出来るようになったら、その延長にパスっていう感じが低学年ジュニア世代では良いかもしれません。
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