ロナウジーニョが全盛期だったころガンガン抜いていたフェイントの一つで、ボールが足に吸い付いて、物凄くかっこいいフェイントで、出来るようになると、サッカーが上手そうに見えたりもします。
サッカー少年ならば誰もが真似したエラシコです。
今回ご紹介するのは、そのエラシコに「逆」という言葉が付いた「逆エラシコ」というサッカーのドリブルフェイントの一つであります。
またの名を「マシューズ」ともいいます。
マシューズとは、ドリブルの魔術師とも言われたイングランド代表のマシューズが得意としたドリブルです。
逆エラシコって聞くと「?」って思う人も多いかと思うのですが、名前がわからないだけで、ロナウジーニョの前の世代の私ですら誰に教わるまでもなく多用していたフェイントです。
そんな逆エラシコですが、小学生の低学年でも出来るようにさせるべく、練習方法について記載したいと思います。
逆エラシコ(マシューズ)とは
エラシコは同じ足で外側(アウトサイド)から内側(インサイド)に素早く切り返す技なのですが、逆エラシコはこの反対で、同じ足で内側(インサイド)から外側(アウトサイド)に素早く切り返す技であります。難易度的にはエラシコより簡単で、誰もが少し練習しただけで使えるようにはなるでしょう。
まずは動画でみてみましょう。
こちらは、横にボールを持っていき、反対の方向にシャペウで交わすイメージでドリブルしています。
では、どういった風に足を動かすかといいますと、ここでは右足での逆エラシコの解説をします。
- 右足の内側(インサイド)に軽く当てます。この時、強く当てると追い越せ無くなるので気をつけなければなりません。また、体の外側のほうでチョンチョンって触りながら開始します。こうすることで次の足が出やすくなります。
- 当てた後、ボールを追い越し、外側(アウトサイド)へ当てます
試合での使いどころ
実践となると、使い所のポイントとしては、抜いた後にパスやシュートをするといった動作のときによく使います。その後ドリブルでもいいのですが、だいたい利き足で使うことが多いと思うので、相手のタイミングを外して、次の動作をするといえば、やはりゴール前でシュートが一番多い気がします。
後は、サイドでセンタリングなどを上げる際に使います。
練習方法
- まずはお手本をコーチが見せます。見せる際、駄目な例と良い例を見せるのがポイントです。
- 駄目な例は、最初のタッチが大きい時のパターンと、外側(アウトサイド)で触るのが遅いパターンで見せてあげます。
- やり方を教えたら、人数次第では横一列に、多かったら各自広がって確認させます。
全員が待ち時間無くボールに触れるようにするのがポイントです。 - これが出来るようになったらコーンを起き、対人と見せかけて練習
- 最後は1対1で実践ですね
指導ポイント
- 最初の内側(インサイド)は優しくタッチ!
- カットドリブルとは違うよ!
- 次の外側(アウトサイド)のときは早く!緩急が大事!
- トントンじゃなくてトトンのリズム!
まとめ
今回紹介したのは、実践でも大活躍で、なおかつ低学年でも簡単に出来るフェイントです。最初は、緩急をつけるのは難しいかもしれませんが、出来るようになればゴール前で活躍間違い無しです!
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