マラドーナ、そして一昔前ならジダンにロナウジーニョ、そして現在はメッシやネイマールといった感じでしょうか?
時代と変わりゆくサッカー選手ではありますが、彼らには代名詞となる華麗なるドリブルや技がありますよね。
ジダンならマルセイユルーレット、ロナウジーニョならエラシコなどなど・・・
そこで今回ご紹介するのは、ネイマールがよく使う「シャペウ」というドリブルフェイントの一種であります。
シャペウは難しいフェイントなので、実践ではなかなか使うことが出来ないのですが、小学校低学年にとっては、試合で使える意味のあるフェイントを覚える!ってよりは、サッカーってこんなドリブル技もあるんだよ!出来るとかっこいいよ!
っていうお遊び的な軽い感じで教えると楽しんでくれるので練習に取り入れる価値はあると思います。
そんなシャペウなのですが、小学生の低学年でも出来るようにさせるべく、練習方法について記載したいと思います。
シャペウとは
「シャペウ」という語源は、ポルトガル語で「帽子」を意味しており、サッカーで言うと相手の頭上を超えて抜くドリブルの一種です。南米の選手がよく使う技で、最近ではネイマール選手が多く使います。
シャペウで抜かれることがブラジルサッカーでは最大の屈辱とされており、このようなプレーが多いネイマール選手は試合中相手に対し敬意(リスペクト)がないと言われ削られています(笑)
まずは動画でみてみましょう。
こちらは、横にボールを持っていき、反対の方向にシャペウで交わすイメージでドリブルしています。
では、どういった風に足を動かすかといいますと・・・
- ボールを足の裏で横に動かす
- ボールを持ち上げるため、ボールの下に足を滑り込ませる
- 足首のスナップでボールを浮かし、ディフェンスの頭上を超える。この時、足を股から振り上げるのではなく、足首の力でボールを弾くようにあげる
必ずしも地面にボールを置いたところから初めるのがシャペウではなく、頭上を超えて抜くドリブル事態のことを指すので、やり方は様々です。
試合での使いどころ
いざ試合で使うとなると、先程申し上げたとおり、なかなかコントロールが難しく小学生にしてみればほとんど使わないでしょう。実際に使われている分かりやすい動画だとこうなります。
プロの試合だとサイドやキーパーを抜く際に多様されております。
練習方法
- 足の裏でボールを運べるというのが前提となります。
- マーカーを使ってやるような練習でもないので、まずはコーチがお手本となり見せてあげます。
- 次に少し広がり全員で同じ動作を繰り返し練習させます。
- 最初はほとんど上がらないのですが、感が良い子は低学年でも膝くらいまではあがるようになります。
- 上がるようになったらもっと高く!高く!と焚き付けます。
- 応用的にシャペウをしてからシュートの練習を取り入れると楽しく出来ますし浮き玉の処理能力も向上します。
指導ポイント
- 試合に使うっていうイメージより、サッカーはこんな種類のドリブルもあるんだよ!って所に重点を起きます。
- 低学年はまだ足首が硬いので特に足首のスナップの所を意識させます。ももを上げるのではなく足首でやるんだよと
まとめ
今回紹介したのは、ボールタッチ・ドリブルの延長でのシャペウであり、プロの試合では浮き玉をそのままコントロールし、シュート!っていうシーンが多いですね。低学年は、集中力が無い反面、難しいことに挑戦し出来ると達成感がでて、サッカーへのやる気スイッチが入るかもしれないので、出来る出来ないを意識するのではなく、挑戦してみるってのが大事なのではないかなと思います。
そういった意味ではシャペウは最適ですね!
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