中国で爆発的に増えたウイルスが、まさかここまで世界に広がりこれほど多くの死者数を出すとは予想できなかったと思います。
私もその中のひとりで、緊急事態宣言が出るまでは、それでも何とか収まるのではないかと安易に考えておりました。また、その要因の一つとして当時は、子供は重症化しないという情報が出ていたからです。
3月頃から様々な制限がかかってきて、学校が使えなくなりチームとしてどのような活動をするか模索しておりましたが、今は子供も死ぬ可能性があるという情報が出始めたので、どうやったら子供を守ることが出来るか考える日々となってきました。
しかし、ただ家にじっと引きこもっていては大人も子供もストレスを抱えてしまいます。
そこで、きっとこの状況から良くなることを信じて今回はパパコーチとして緊急事態宣言中に何が出来るのか考えてみました。
世界の新型コロナウイルス感染率
世界では以下のようにパンデミック状態となっております。その証拠がこちらです。
東京都の「検査実施人数」
東京都の「陽性患者数」
検査実施数に対して、陽性患者数の割合がかなり高いです。
また、検査数が極端に少ないのが特徴です。
この病気の特徴としては無症状者が多いとのことなので、潜在的に既に蔓延している可能性も否定できないのが現状です。
新型コロナウイルス対策
新型コロナウイルスの感染予防は以下の「3つの密を避けましょう」を実施しましょうと言われております。- 関係の悪い密閉空間
- 多数が集まる密集場所
- 間近で会話や発声をする密接場所
この3つの条件が揃う場所がクラスター(集団感染)が発生しやすいとのことです。
サッカーに当てはめると、1の密閉空間以外は該当してしまうんですよね。
サッカーはフィジカルコンタクトの多いスポーツで尚且つ大きな声を発生する(子供達には難しいですが)
つまり、サッカーは比較的に感染しやすい環境で行われるスポーツであると言えます。
プロサッカー選手の感染事情
Jリーグでは酒井高徳選手を始め、世界各地で様々な選手がコロナウイルスに感染しております。例えば、爆発的に感染が増えたイタリアのセリアAのユベントスに所属するディバラ選手もその一人です。
一見アスリートは鍛えているのでかからなそうなイメージがあるのですが、むしろ体を極限まで追い込んでいるため免疫力が低下してかかりやすくなっているという説もあります。
感染経路は必ずしもピッチ内で起きたか不明ですが、起きてもおかしくはない環境であることは間違いないでしょう。
このようにサッカー界でも感染の広がりが確認され、プロリーグも中止になっている状況をみると、小学生がチーム活動を行うのはありえないという話です。
今やれること
今の状況は永遠に続くわけではありません。
必ずワクチンが開発され通常の風邪として扱われる日が来るはずです。
その時のために今できることは…
感染しないように自宅待機しよう
闇雲にサッカーが出来ないからと言って慌てて練習したとしても感染し、深刻な状態になってしまっては元もこうもありません。
例え1年間続いたとしても、その先の数年間と比較したら無事に過ごし特効薬が出るのを待つほうがリスクも少なく確実です。
もし、ここで動いてしまったとして、チーム及び子供が亡くなってしまったらそれは一生後悔することとなるでしょう。
そこには医療関係者や社会インフラを司っている方々と同じに動いてはいけませんね。
あのメッシも言っております。
「自宅にいよう」
と。
自宅で出来ること(パパコーチ)
パパコーチである私はこの休みの時に何が出来るかといえば、自己啓発に他なりません。
現在やっているのは、今まで購入した本の練習メニューや子供達へのやる気が出るような声掛けの整理をEvernoteにまとめたり、補欠制度の廃止によるメリットをパパコーチである自分からどのように他のコーチを巻き込んで浸透させれるか考えております。
私のジュニア世代の街クラブのパパコーチとしての考えは次の世代に繋げていくことだと思っているので、以下をスローガンとして物事を進めていってます。
- サッカーを楽しむこと
- サッカーを本気になった時に、周囲に置いていかれないような個人戦術を含む技術をつけること
- サッカーを続け生涯スポーツにしてほしい
お勧め書籍の紹介
これらを学ぶためにお勧めな書籍はベースボール・マガジン社が出版しているサッカークリニックです。「サッカーがうまくなりたい、チームを強くしたい」をテーマとする選手とコーチのための本格的サッカー技術専門誌。個人技術・個人戦術の向上と、チーム強化に役立つ情報を中心に編集されている。ワールドカップをはじめ、多くの人が実際に観た試合をモデルにした技術・戦術セミナー、選手密着レポート、サッカーの町訪問、選手のための栄養と食事、海外最新情報なども掲載。
サッカークリニック
この雑誌は、ジュニアからジュニアユース世代のコーチのインタビューや練習メニュー、指導ポイントなどを多く記載されております。
YouTubeでは練習メニューを集めることが出来るのですが、短く圧縮されたものが多いため、単純なメニューの写しとなりがちです。
しかし、書籍だけあって、各チームのコーチ達のそれぞれのテーマに沿ったコンセプトの説明からの練習メニューの紹介なので、とても参考になります。
高学年から中学生までは本書で問題無く学ぶことができると思います。
お勧めYouTube
COACH UNITED編集部というYouTubeチャンネルです。
COACH UNITEDとは、簡単に言えば有償でサッカーの指導方法が学べるオンラインセミナーで、登録するとプロの講習が受けれるというものです。
さすがに費用は…という方は、上記のYouTubeをご覧になられると、数分の動画ですが練習メニューを見ることが出来ます。
これだけでも大変貴重な情報です。
Twitter
COACH UNITEDとは、簡単に言えば有償でサッカーの指導方法が学べるオンラインセミナーで、登録するとプロの講習が受けれるというものです。
さすがに費用は…という方は、上記のYouTubeをご覧になられると、数分の動画ですが練習メニューを見ることが出来ます。
これだけでも大変貴重な情報です。
そして最後はTwitterですね。
ここでは現場のコーチ達の様々な生の意見が聞けて参考になります。
自宅で出来ること(子供)
サッカー以外だと勉強やら色々とあることはあるのですが、サッカーだと部屋で出来ることと言ったら限られきます。
様々なプロアスリートの方々がInstagramやYouTubeで自宅で出来る体操や体幹トレーニング動画を出してくださっているのですが、なかなか子供にとっては継続的に続けるのが困難な場合があります。
息子も同じく、それほど意識が高くないので頭では分かってても率先してやるかといったらやりません。
なので短い時間で出来ることと言ったらボールタッチですね。
これだとボールという遊び要素が加わるので継続しやすいです。
自宅の中で出来るボールタッチは色々あるのですが、REGATEドリブル塾さんの動画は良くまとまってて、息子も惹きつけられました。(惹きつけられたのはボールタッチよりマットですが)
ドリブル塾というチャンネル名だけあってドリブル系の動画が多いのが特徴ですが、説明がわかりやすくて動きのポイントも解説されております。様々なプロアスリートの方々がInstagramやYouTubeで自宅で出来る体操や体幹トレーニング動画を出してくださっているのですが、なかなか子供にとっては継続的に続けるのが困難な場合があります。
息子も同じく、それほど意識が高くないので頭では分かってても率先してやるかといったらやりません。
なので短い時間で出来ることと言ったらボールタッチですね。
これだとボールという遊び要素が加わるので継続しやすいです。
自宅の中で出来るボールタッチは色々あるのですが、REGATEドリブル塾さんの動画は良くまとまってて、息子も惹きつけられました。(惹きつけられたのはボールタッチよりマットですが)
その中でも自宅で出来る動画は以下のものが参考になります。
風船を使った遊び要素が組み込まれているので、やるだけで楽しくなります。
壁に当てるのはちょっと…という方は、パスの相手をしてやればよいですだけの話です。
ボールマスタリー系のタッチなので、狭い場所でもリズムよく実施することが出来ます。
また、ボールタッチだけだと飽きるので、今はアラウンド・ザ・ワールドの魅せ技の練習も行ってます。
1週間くらい練習して100回に1回位は回せるようになったのですが、まだまだ先は長いって状態です。
本人の目標としては、5月までに出来るようにして友達に自慢するんだとか(笑)
こういった不純な動機も立派なことだと思っております。
終わりに
先が見えない新型コロナウイルスの猛威ではありますが、感染することなく何とかワクチンができるまで耐えしのぎ、このタイミングでしか出来ないことや、自宅でも楽しめるような遊びを実施出来たらと思います。
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