特に少人数の場合、コーチが混ざったとしても「しっぽとりゲーム」などの鬼ごっこ系のメニューがマンネリ化することもしばしば。
また、チームによっては毎回ブラジル体操のみでウォーミングアップを終わらせるチームもあるかもしれません。
そこで今回ご紹介するのがちょっとの手間で少し変わったウォーミングアップができる「二人組で行うコーンを使った楽しい簡単ウォーミングアップ」です。
練習方法
上記動画を見るとイメージが付きやすいと思います。
事前準備
- 5m程の間隔でコーンを置きます。
- 動画ではコーンを攻める側・守る側の2セット置き、さらにマーカーまでセットしておりますが、大きめのコーンのみでも十分行えます。
- その場合は、向かい合った距離をコーンを真ん中として1mくらい取れば大丈夫です。
- 大人数で行う場合、コーンの端を同じにして場所と器具の節約を図ります。
ルール
- 二人一組になる。
- 手をタッチしたらスタート(コーチの笛の合図でも可能)
- 片方は相手を騙してコーンを超えて駆け抜ける。
- もう片方は抜かれないようにし、相手にタッチします。
- タッチされたら負け、されないで駆け抜けたら勝ちというルールです。
指導ポイント
- 相手をよく見て逆をつくことを意識しよう
- 小さく動かないで大きく動いて騙そう
- 斜めに抜けるのではなく横・縦のスピードを意識しよう
- 止まったあとの動きを素早くしよう
応用編
最初はボール無しで行い、そのままの延長としてお互いにボールを使ったルールにすると抜くドリブルの練習となります。
守る方もボールを持つとより難易度がまして盛り上がります。
練習効果
応用編まで行うと以下の効果が得られます。
- 相手の逆をつくことの重要性
- 横方向の重心移動のアップ(アジリティ効果)
- スムーズのターンの向上
- 突破のドリブルの向上
- 体を動かすことの楽しさ
終わりに
人数によっては器具であるコーンが足りなくなりそうですが、マーカーなどがあれば補えるメニューです。
また、二人組の練習なので親子で行っても盛り上がれます。
大事なのは勝負をきちんと付けることです。
勝ち負けをはっきりすることで練習も本気でやってくれます。
ウォーミングアップに取り込むやり方としては、まずは動的ストレッチを入れたあとにアイスブレイク的な要素として組み込むとよろしいかもしれません。
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