大人のように空気を読むということが苦手で、思ったことを考えなしに言ったり自分が好きなことだけをやったりと、まるでモンスターです。
ことサッカーでもその本質は無くならず好き勝手にプレーしたりします。
特に低学年ではまだ心身ともに未発達のためその傾向が強いですね。
あるあるの出来事は、以下のようなことがあげられるでしょう。
- ルールを守らない
- 挨拶をしない
- 話をきかない
上記の内容程度なら年齢があがるにつれて知能が発達し誰でも出来るようになっていきます。
基本的には、人に迷惑をかけなければ注意はしますが強くは言いません。
しかし、例え子供でも小さい頃から治さなければいけないものもあります。
それは「人のせいにすること」であります。
人のせいにすることを放置すると、それがだんだんとエスカレートして最後はイジメへとつながっていく可能性があるのです。
本人は楽しくてやっているかもしれませんが、やられた方はいい迷惑です。
低学年のサッカーでのイジメの過程
イジメと言っても色々あります。
- ボールを当てる
- 靴を隠す
- 球拾いをさせる
- ボール、靴を隠す
- 悪口をいう
- etc…
ここでは低学年を対象としてるので上記のような陰湿なものではなく、イジメにつながっていくような行動についての過程です。
サッカーの優劣がチームを支配する
どうしてもセレクションなどがあるクラブチームと違い、町サッカーチームでは上手い子、下手な子の差が激しくなります。
最近の子は色々な習い事をする傾向が強く、サッカーだけやるってわけには行きません。
それぞれの家庭の事情や本人の興味があることも違うので一概にそれがダメとは言えないのですが、サッカーはボールに触れば触るほど上手になっていくスポーツです。
低学年のうちは運動神経が良く体が大きい子、足の速い子が有利になるのですが、徐々に大きくなるに連れてその差も縮まっていきます。
そういった中で、ただ体を動かす習い事として練習をしている子と意識を高く本気でやっている子では差は開くばかりです。
この「上手い」「下手」の差が最初の原因となっていきます。
この「上手い」「下手」の差が最初の原因となっていきます。
お団子サッカーからパスを回すようになる
低学年のうちはお団子サッカーになりやすいのですが、徐々にチーム方針や子供達が頭が良くなり自然とパスを覚え始めます。
すると、今まではドリブルのみという個人技のスポーツであったサッカーが途端にチームプレーとなるため「出来る」「出来ない」の差が際立ってくるのです。
勝負には勝ちたい子供たちは下手な子がチームの中にいると負けてしまうため露骨に嫌がったり、パスを敢えてその子にだけ回さないといった形となってしまいます。
また、複数人で行う練習でも
「あの子下手だから一緒にやらない」
と言ったり、順番を勝手に入れ替えたりとする子も出てきます。
すると、今まではドリブルのみという個人技のスポーツであったサッカーが途端にチームプレーとなるため「出来る」「出来ない」の差が際立ってくるのです。
勝負には勝ちたい子供たちは下手な子がチームの中にいると負けてしまうため露骨に嫌がったり、パスを敢えてその子にだけ回さないといった形となってしまいます。
また、複数人で行う練習でも
「あの子下手だから一緒にやらない」
と言ったり、順番を勝手に入れ替えたりとする子も出てきます。
人のせいにする
「おい!しっかり守れよ」
「ミスするなよ!」
などの声が飛ぶようになります。
言われた子は嫌な気分になり動きも鈍くなるのは当然であり、チームの雰囲気も悪くなります。
また、これが引き金となり上手い子が下手な子を罵倒しているのだから自分もやっても良いという間違った認識になってしまい、それが徐々にエスカレートしていくといった形です。
コーチが出来ることの対策
環境に応じて考え工夫することを意識させる
このままの状態では、いくらサッカーが上手くなろうとも将来必ず痛い目にあってしまう大人へとなってしまいます。
そこで大事なのは、ただその行為自体を叱るのではなく、考え方として前向きに捉えてくれるように促すことです。
上手い子と下手な子が居るチームだったら上手い子がチームを移籍すれば良いかもしれません。
しかし、それは最善の手というわけではありません。
移籍というのはそれなりにリスクがあり、移籍先でも似たような事態になる可能性はありえます。
コーチとプレースタイルが違ったり、チームメートと合わなかったりと…
その都度チームを移動するのは、練習に集中できなくどんどん上手くなるジュニア世代(ゴールデンエイジ)としては大きな痛手です。
なので、まずやるべきことは…
置かれている環境で最善を尽くすこと
であります。
これはどういったことかというと、例えば上手い子と下手な子が一緒のチームになるとします。
下手な子にパスをすれば取られる可能性はもちろん高くなりますよね。
しかし、それを下手な子が失敗したからといって責める前にするべきこと色々あります。
そこで大事なのは、ただその行為自体を叱るのではなく、考え方として前向きに捉えてくれるように促すことです。
上手い子と下手な子が居るチームだったら上手い子がチームを移籍すれば良いかもしれません。
しかし、それは最善の手というわけではありません。
移籍というのはそれなりにリスクがあり、移籍先でも似たような事態になる可能性はありえます。
コーチとプレースタイルが違ったり、チームメートと合わなかったりと…
その都度チームを移動するのは、練習に集中できなくどんどん上手くなるジュニア世代(ゴールデンエイジ)としては大きな痛手です。
なので、まずやるべきことは…
置かれている環境で最善を尽くすこと
であります。
これはどういったことかというと、例えば上手い子と下手な子が一緒のチームになるとします。
下手な子にパスをすれば取られる可能性はもちろん高くなりますよね。
しかし、それを下手な子が失敗したからといって責める前にするべきこと色々あります。
- 下手な子がトラップが苦手だったら利き足にトラップできるようなパスを意識して出しているか?
- パスを出した後フォローをしているか?
- 次どんなプレーをしたらよいか指示をだしているか?
- パスを出す前に声を掛けているか?
大事なのは、考え工夫することです。
これを意識することで、人のせいにしなくなり自分も上手になるといった一石二鳥の効果を得ることが出来ます。
失敗を恐れないチャレンジ精神
ただ、これだけでは心に響かない子も沢山います。
やはり勝ちにこだわるのが子供ですからね。
そこで大事なのはチームの雰囲気作りです。
具体的には以下のようなことを行います。
- 失点したらまずコーチが気にするな!次行こう!と声をかける
- 人に怒られるのと、励まされるの次に良いプレーを出来るのはどっち?と声をかける
- 失敗よりチャレンジが大事と声をかける
全体的に言えるのが失敗は取り戻せる、諦めずに行こう精神を植え付けることです。
そうすることで前向きにどんどんチャレンジしてくれるようになります。
また、サッカーはチームのスポーツです。
仲間はチームメイトです。
どうやったら気持ちよくプレーできるかは子供たちでも分かります。
特に低学年の子は純粋なので早めにその精神を教えることが大事です。
終わりに
小学校低学年だから成長するにつれて自然と相手の気持が理解できるようになり、言葉使いや言動も大人に近づくにつれてチームとして纏まっていくのも確かな事実です。
しかしながら、それまでイジメの加害者や被害者を放置しておくのは間違っていることです。
大人が怒れば一時的に治るかもしれませんが、怒られるからやらないは本質を理解していないため、その行為自体は止まってもまた違うことを繰り返してしまうかもしれません。
そうならないためにも、大人の方がなるべくサッカーをすることが楽しい!と思えるように導いてあげたいものです。
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