格好良いフェイントの代名詞「エラシコ」のやり方 - 陸トトのジュニアサッカートレーニング日記

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2018年7月30日月曜日

格好良いフェイントの代名詞「エラシコ」のやり方

サッカーの格好良い技は沢山あります。
例えば、オーバーヘッドとかヒールリストとかラボーナなど…

その中で、最も人気があるのはロナウジーニョが多様した「エラシコ」ではないでしょうか。
昔はYoutubeなどの動画サイトが無かったためドリブルのフェイントと言ったらシザースやボディフェイントなどが一般的でありましたが、今ではサッカー未経験者の方もエラシコという言葉を知っているくらいに普及してきました。

エラシコは、一見物凄い難しそうに見えるのですがポイントを抑えることで低学年でも十分に行うことが出来るフェイントです。

そこで今回は、低学年の子供でも出来る「エラシコ」のやり方について記載したいと思います。

エラシコとは

エラシコ(Elastico、Flip Flap)とは、辛口サッカー解説で知られているセルジオ越後さんが考案し、70年代の元ブラジル代表であるリベリーノ選手が使うことにより世間に広まったドリブルのフェイントの一つであり、足のアウトサイドで外側に押し出し、押し出した足を着かずにそのままインステップで切り返し抜くフェイントです。

インターネットが発展し、誰もが上手い選手の動画を見れるような時代となり、バロンドール受賞者であるロナウジーニョ選手が多様したことで一気にサッカーをあまり知らない人まで知れ渡るようになりました。

エラシコのやり方



  1. アウトサイドでボールを押し出します。
    1. このとき、ボールとアウトサイドの押し出す角度が90度の時は飛んでいきやすくなり、次のタッチが追いつかなくなってしまいます。
    2. 足首だけでなく、ボールより膝が先に出すようなイメージで行います。
  2. 押し出した足をつけずに高速でインサイドへ切り返します。
  3. 切り替えした足を付き逆方向への踏み台とします。
  4. スペースへ駆け抜けます。

エラシコのメリット

エラシコの一番のメリットは出来ると「カッコいい」ということです。
この「カッコいい」は一見サッカーに必要ないと思えるかもしれませんが、こと育成世代の小学生にとっては大事なモチベーションの一つとしてあげられます。

そして次にあげられるのがアジリティ効果です。
エラシコは少し難しい足の動かし方をするので体の動かし方のトレーニングにもなりますし、足首の使い方が上手になります。

エラシコの練習方法

  1. エラシコは高速でアウトサイドからインステップへ切り返すフェイントなので、まずはアウト・インの止まってのタッチの練習をします。
  2. 次にこのアウト・インのタッチをステップを踏みながら行う練習をします。
  3. ステップが踏めるようになったら前・後ろに動きながら同様にアウト・インのタッチを行います。
  4. 後は上記「エラシコのやり方」で説明したポイントを意識しながら実践してみます。
  5. 上記のやり方で出来るようになったら連続して右・左のエラシコを練習します。片足なら簡単ですが、両足に交互でやることでより足の角度やタッチのコントロールが難しくなり、ボールタッチの向上にもつながります。

エラシコの試合での使い所

上記の動画を観るとわかるように、サイドでの駆け引きの際に多く使われます。
これはエラシコ特有のカットインすると見せかけて相手の股やスペースにボールを運んで抜くというプレーに基づきます。

他のフェイントに比べ、実施した後ボールが足から離れてしまうので、使い所としては抜いた後、スペースがある場所に出し、次のタッチでシュートかセンタリングを行う時に使用します。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
エラシコ自体はコツが分かれば意外と簡単に出来ます。
しかし、大事なのは使いどころであり、チャレンジすることであると思います。

そして、出来るようになったらどんどん自慢しちゃいましょう!

また、人は失敗経験を積むことで成長していきます。
なので失敗を恐れずに試合で是非使ってみてください。
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